BACnet MS/TP トピックス - 株式会社リンスコネクト

ビル、施設、システムのオートメーションに対応するBACnet MS/TP Multi I/O

BACnet MS/TPを搭載したI/Oコンポーネント

大小さまざまなビルのインフラシステムを安全かつコスト効率よく運用するためには、システム監視、空調、換気、照明といった最も重要な運用機能を自動化することが欠かせません。このため、ビル設備の機能に対する要求が高まり、通常、従来の技術では多大な労力をかけてしか実現できませんでした。このため、ビルディングオートメーションは、センサーとアクチュエーター、スイッチ、上位の制御システム間で情報を転送するシリアルバスシステムにますます依存するようになってきました。

BACnet MS/TPのようなバスシステムには、さまざまな利点があります

・ビル機能の計画と設置の簡素化
・機能を自由に設定できるため、いつでも必要に応じて設定や再調整が可能で、建物の使い方に高い柔軟性があります。

BACnet（Building Automation Control Network）は中立的な通信規格であり、急速にビルディングオートメーションの世界標準となりました。METZ CONNECT BACnet MS/TP I/Oコンポーネントは、RS485データ転送インターフェースに基づくマスタースレーブおよびトークンパッシングのフィールドバス通信をサポートします

製品情報

BACnetモジュールBMT-Multi I/Oは、アクチュエーターやセンサーレベルからのデジタルおよびアナログ信号をBACnet MS/TPプロトコル経由でビルディングオートメーションの制御ユニットに直接接続するコンパクトで迅速に設置できるソリューションです。さまざまなタスクに対応するため、部分的に設定可能な29個のI/Oが用意されています。入出力は、BACnetクライアントを使用して、標準オブジェクトを介して制御および照会することができます。モジュールアドレスとビットレートは、フロントパネルにある2つのロータリースイッチで設定します。K1-K4リレーは、手動操作レベルを備えており、手動による介入を可能にします。IEC 60715に準拠したTH35マウントレールによる配電盤への分散型取り付けに適しています。